間伐材で造った大工の下小屋

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間伐材オタクが、30年以上も付き合いが有る、K大工の作業小屋の写真です。

間伐材は細い材料ですが、トラス構造とすれば、大きなスパンが構成できます。木造建築は鉄骨建築と類似します。構造計算もトラスの場合は同じ様な形式に成ります。

K大工は、仕事の薄い時期にこれを建てましたから、自由に手間を掛けられました、価格の安い間伐材も手間をかければ、充分利用できる証しの建築です。

価格の安い未乾燥の間伐材は、やはりねじれやそり・干割れを起こします、写真の上の方の梁を良く見ると、干割れの様子がよくわかります。

K大工は、私より2つ年上の56歳です、彼は、中学を卒業後すぐに大工に成りました、丁稚奉公をして仕事を覚えた最後の世代の貴重な匠です。

K大工いわく、昔の大工は、木の狂いを読み取り、木の乾燥によるねじれも利用するそうです、昔の梁は松梁でしたので、ホゾや木のダボが木のねじれにより、より堅固に締め付けられる、継ぎ手を用いたそうです。

木造建築の技術は、低下の一途をたどっています、貴重な多くの技を持った大工を自分はたくさん知っていますが、手間を掛けない建築が主流となった現在、皆仕事探しに苦労をしています。

営業だけで優秀なハウスメカーばかりがのさばり、技術者の全く育たない、木造建築は、アメリカと同じ、クロスとペンキで出来栄えが決まる、薄っぺらな建築なのです。

 

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このページは、WBHが2010年8月17日 19:42に書いたブログ記事です。

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