現在盛んに間伐が行われていますが、間伐(森林整備)のお金が、皆さんの収めた税金で行われていることを御存知でしょうか?
現在行われている間伐(森林整備)のほとんどが、京都議定書での日本の国際約束の為に行われていて、しかも特別な税金の徴収をしているのです。
わたしの住む栃木県では、「とちぎの元気な森づくり県民税」として平成20年から導入されています。
金額はごくわずかですから、あまり気にかけている人はいませんが、税金を使って行う間伐のほとんどが「伐り捨て間伐」ですから、果たして栃木の森は元気になるのでしょうか?
京都議定書が発効され、日本の政府はCO2削減量の約2/3を森林吸収で賄うことを国際約束したのです。
CO2削減にカウント出来る森は、森林整備を行った「森林経営の出来る森」です、円高の影響をもろに受けている日本の林業は、森林経営が成り立たない状況に有ります。
小径で価値のない間伐材は、搬出して製材しても採算が合わないことから、写真の様に、その場に置き去りにしてしまうのです、これが「伐り捨て間伐」です。
海外の人がこの森を見て、はたして森林整備として、認めて貰えるのでしょうか?
間伐は木の間引きですから、間伐直後の緑は激減し森林吸収を大きく減らします、しかし、光が地表に届くようになると下層植物の繁殖始まり、新たな森林吸収となり減った分の森林吸収量を補い始めます。
伐り捨て間伐は、間伐した残木が地表を覆い、下層植物の繁殖を妨げます、そればかりか、残木が腐り、温室効果ガスのメタンガスを発生させます。
伐り捨て間伐は、見方を変えれば森林破壊なのです。
伐り捨て間伐をした人工林の写真
伐り捨て間伐でも、間伐しないよりは確かにましです。
伐り捨て間伐でも、間伐をすれば木が太くなり、木の価値が上がります。
間伐後、時間は掛かりますが、緑の量は確実に間伐前よりも増加しますから森林吸収も増加します、残木が腐り消滅すれば緑は必ず再生しますから。
間伐材オタクは、捨ててしまう間伐材の利用方法を考案し、「伐り捨て間伐」を少しでも減らし、緑の再生を早め、木を腐らせない事でCO2を固定化し、低炭素社会創りに貢献したく思っています。
