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- 日本の森林と間伐材
まずは日本の森林の現状を知ろう
国内の木材需要が減り、昭和30年から40年にかけて植林した多くの人工林は、現在手入れの行き届かない状況に陥っています。森林の手入れには技術がいるし、人でもかかる・・。昨今は、安い輸入材に押されて国内の林業は低迷しています。森林整備をしても、木が売れなければ利益は出ません。森林整備に力を入れられない、そんな状況が続いています。
更に問題になっているのは、手入れをしたその後です。手入れとはつまり、間伐のことです。 間伐とは、多過ぎる枝葉や木を適度な量になるように伐採することです。間伐をすれば、森林は健康な状態になり、空気をきれいにし、土壌をしっかりと固めます。下草も適度に生え、さらに二酸化炭素を吸収し酸素を放出します。
しかし、現状は… 間伐によって切られた木々である間伐材が、切られたそのまま放置されているのです。放置された間伐材は、やがて朽ちて今まで取り込んだCO2を排出してしまいます。間伐をしなくては森はだめになる・・しかし間伐をしたままにすれば今度は森からCO2を出すことになるのです・・。
間伐材は、品質には全く問題ありませんが、細い木が多く利用が難しいので、材木としては安価です。使われない木材をコストをかけて運び出す人はいません。これが今の日本の現状です。


なぜ、今になって騒がれているの?
1997年、京都で開かれた国際会議で日本は、地球温暖化防止のために森林を活用していくことを決めたからです。日本は先進国として2008年〜2012 年の4年間で6%の温室効果ガスを削減することを義務づけられました。さらに、その6%のうち、3.9%分を森林吸収分として計算しています。
そこで、森林の現状を改善して健康な状態にしCO2の吸収を活発にして、温室効果ガスを減らそうという動きが、日本全体で活発になってきました。
間伐材の利用が森林を健康にする
私たちは今まで放置されてきた間伐材を大量に利用することに成功しました!間伐材を使って厚さ9㎝のパネルを作る技術を開発しました。(カーボンストックパネル・特許申請中)ウッドバンクハウスはこの、間伐材をふんだんに使ったパネルで造ったログハウス風住宅です。輸入材のような迫力はありませんが、国内産の、しかも間伐材を大量に使用して作ります。なんと、一般住宅の約3倍の木材を使います。
つまり、間伐材を利用するということは、二酸化炭素の吸収を促し、さらに二酸化炭素の排出も防げるということなのです!これが、二酸化炭素を排出せずに、木に貯めておく「ウッドバンクハウス」の効果です。

どれだけCO2が減らせるの? 間伐材の利用によるCO2削減効果

1500本の木の重さは1本当たり15kgと仮定して全部で22.5t。重さの半分が炭素なので、約11tの貯蔵になります。また、間伐材1本当たり2㎡の間伐作業と仮定すると、約3000㎡の整備林を作ることができます。

整備林のCO2の蓄積能力は年間1㎡当たり12.5gとして全体で約3.75tです。間伐前より倍のCO2貯蔵能力があるとすると、年間当たり約1.9tのCO2削減に貢献することになります。







